テカリ感のある葉っぱ
全てが有機農業のようには現状では作れない所があります。例えば養液。最低限の基本となる部分には無機的肥料を使っていますが、葉面散布剤には有機的肥料を使い、おいしさを引き立つように努力しています。
BLOF農法を基本とした、独自の農法でおいしいイチゴを食べていただけるようになったと感じています。
こちらも全てが化学肥料を使わないようにはできていません。例えばスリップス(アサミウマ)は化学農薬でないと退治できないためです。しかし、その他ではソフト農薬(化学農薬ではない環境に優しい薬)を使用し、防除に成功しています。
(ここ2年はハダニやウドンコ病には悩まされなくなりました。)
農業は行きつくところ、菌との共生だとたどり着きました。菌を上手に使うことで病気を出さず、おいしいイチゴ(農産物)ができるのだと思います。上写真のような、テカリ感がある葉を作れないとおいしいイチゴにはなりません。有機的で菌を上手に使う、当園独自の農法でお客様に喜んでいただきたいと思っております。
当園独自の農法を学んで、日本の農業のため、独立してもらいたいと願っています。